デトロイトメタルシティ３巻の感想。

デトロイト・メタル・シティ（3） （ジェッツコミックス） [ 若杉公徳 ]

バトルトーナメントが始まった！てこ入れか！？
以前から作品中でジャンプネタをやっていたので、意識してのことだと思うけど、ここまでストレートにやるとは・・・。露骨すぎて何か嫌なんだけど、｢ヘルヴェタ｣関連の伏線とか、トーナメント漫画の基本がバッチリ押さえられていて、かなり面白くなりそう。やっぱうまいんだね、この作者。
この漫画、クラウザーと根岸のギャップネタばかりで、話がワンパターンになってきてたので、てこ入れは正解だと思う。
今回は脇役のキャラが立ってきた。
梨元のフランスの豚とバトル。
和田のパフォーマンス下手が発覚。努力をするもちょっとずれているというオチつき。普通にウメーって・・・。
西田、指名手配者疑惑発生。エロパワーでパイパニックチェーンソーを撃破。
等々、他にもいろいろあるが、いままで少し地味だった脇役がどんどん前に出てくるようになったので、面白さが増してきてる。
次の巻も期待大。

風が吹くと耳鼻科が儲かる。

風が吹く→積雪時に地面にまいたスベリ止め用の砂が風で舞い上がる→砂が目や鼻に入りアレルギー持ちの僕は鼻水が止まらなくなる→耳鼻科に行く→耳鼻科が儲かる。
最近、風の強い日に外に出ると鼻水が止まらない。何とかならんのか。

漫画今日久しぶりに本屋に行った。

目的は新吼えろペンの7巻だったのだが、売ってなかった、売り切れかな?残念。
デトロイトメタルシティが売ってたら買おうと思ってたんだけど、こっちも売ってない。まあ、これは発売日が4月27日とあったので出てないとは思ってたが。
手ぶらで帰るのが嫌だったので、春夏秋冬を買ってきた。

百合姫に連載されていた百合物の漫画。
友達関係と恋人関係の間で揺れ動く女の子達の描写が秀逸。普通の恋愛ではなく女の子同士であるがゆえに越えがたいハードル・・・それに苦悩しながらも負けずに自分の中の愛を貫こうとする少女達の姿が美しい。付き合い始めてからのラブラブっぷりも良い。キャラクターも魅力的だし、ちょっとＨなシーンもあり買って良かったと思える作品。
読後、ムラムラしたのでレンタルビデオ屋に行く。当然、エロスコーナーへスキップで直行。いろいろ物色してたら｢忍者ハメ撮りクン｣という作品を見つけてツボる。
｢ケン一うじ〜、そんなに太いの入らないでござるよ！ニンニン｣
というケン一×ハットリくんの妄想が頭に浮かぶ。
一寸借りようかとも思ったが、タイトルで受けたＡＶに当たりがあった記憶がないので華麗にスルー。普通に巨乳レズ物を借りてくる。
そんな一日。

ガイナックスの赤井孝美が取締役辞任

僕は2chはほとんど見ない人間だが、今回の赤井氏とガイナックス社員の発言は不愉快に思いました。
公式HPで公開された謝罪文に｢視聴者全般を侮辱したり２ちゃんねる掲示板そのものを貶める意図はありません｣とあるけど説得力なさすぎだろ。4話の作画が嫌いだと言う人間に対して、素人が知ったような口をきくなと言い。心底2chが嫌いだと言った後、匿名性を非難し、その上で死ねだの屁だのと言ってるんだぞ。ここまで言っておいて、侮辱する意図はなかったっていうのは、人にも猛毒を盛っておいて殺すつもりはなかったって言うくらい苦しいと思うぞ。
昔の仕事場で、同僚の女子社員が言った客への陰口が、客の耳にはいってしまった事件を思い出したよ。まあ僕はその事件の処理に直接関わらなかったので、ほとんど関係なかったんだけど、社内は大変な騒ぎになりました。まあ詳しくは書けないけど。
で、今回の件なんだけど、むかつく客ってのはいるから気持ちはわかるどさ、同情する気にはなれないって感じかな。正直、社員がmixiに仕事の愚痴を書いてるのを咎めない時点で、会社自体に問題があると思う。情報漏洩なんかに気を使っている会社なら、会社の話は絶対外でするなって言うもんね。なにげない陰口でさえ外に漏れるわけだからね。
今回はまず第一に社員の女が悪いと思うけどさ、女の陰口に男が同調している姿はなんていうか、かなりみっともないなあ・・・。僕の考え方が古いのかな。男だったら悪口は飲め！！って思っちゃう。まあ、だから僕はもてないのかも・・・。
よし！グレンガランはもう見ない事に決定！！どんなにアニメの出来が素晴らしくても見るたびに、今回の不愉快さを思い出しちゃうからね。アニメは娯楽！！わざわざ不愉快になるのを我慢してまでアニメを見る必要なんてない！！
それにしてもよくスポンサー下りないな。

ネットが復旧した。

ちょっとネットが使えなくなるだけで、もの凄い不便！ネットって本当に無くてはならない物になったんだなあ・・・。一昔前にIT革命なんて言葉が流行ったけど、本当に起こってたんだねIT革命！気づかなかったよ！！ありがとう！ビルゲイツ！！
それで、復旧したのはいいけど普段チェックしているニュースサイトを見るだけで一苦労。まあ楽しいからいいけど。

京アニBONを読む。

らき☆すたで有名な京都アニメーションの京アニBONを読みました。

京アニBONへのリンク
企画としてはとても面白いと思いました。アニメが出来上がる前の企画の段階から、アニメを楽しめるというのは新しい試みです。
でも、読んだ感想を言うと、魅力を感じる物はほとんどなかったです。残念。この内容ならば京アニはオリジナルには手を出さないで欲しいです。高い作画力で有名な会社なので、版権物をやりつづけるのが吉ではないでしょうか。
問題点を具体的に指摘しますと、
★サムライとプリンセス
サムライネタはすでにネタとして成立していません。サムライネタなんて誰でも考えられます。作品の肝の部分がこれでは期待しようがありません。。しかし、面白くなる可能性はゼロではないと思います。物語はぶっちゃけ生と死、この２つの描写にリアリティがある事。この２つを結ぶ変化の描写がリアリティを持ち、ロマンチックであり、そしてダイナミックである事。それが物語的な正しさを持っていれば面白さが生まれます。それがどんなネタでも。
この内容の面白さのポイントになる部分なのですが、変化の部分に注目すると、

生へと向かう変化として、アンとの出会い。
死へと向かう変化として、異国の敵の出現。
って感じです。
この部分に関して何ら情報がないので、正直、判断ができません。考えているのなら、出し惜しみしないで出して欲しかったです。
アンとの出会いで武士はどうなるのですか?たとえば、武士に強い影響を与える強力なインパクトのある性格を彼女が持っているとか、あるいは結婚したら財宝や社会的な地位を手に入れられるとか、具体性が欲しいです。かわい娘ちゃんなだけの女なんて魅力がないです。そんな女、口説いてもねえ・・・。
異国の敵って何?どのような形で、どうやって武士を死へと追い詰めるのですか?物語的には武士を肉体的だけではなく精神的にも追い詰める必要があるけど、具体的にはどうやって行ってくる敵なのでしょうか。肉体、精神的に追い詰められ、それを打破する主人公、ここは重要だと思います。
ようするに面白さの要因となる物がまったく提示されていないので、判断のしようがないって感じでした。なので、ワクワク感もゼロ。
★恋は猪突モーシン！
ターゲットは誰?男性？女性？
男性なら、女性を主人公にしても感情移入しにくいですね。あと感情移入の対象となる主人公は萌えの対象になりにくいです。
女性なら、恋の目的である男の描写に気を使って欲しいです。この人が魅力的な男であるという描写がないと同じく感情移入できません。
あと、ギャグセンスが皆無なのが問題だと思います。ボケとツッコミだけで話を進めるのは無理です。所詮はギャグの目だつところしか見ていないそんな感じの漫画でした。
★MUNTOⅢ
続編ものなら、前の作品が売れてればいいんじゃね?と思いました。ここで出さなくてもいいのでは?
ハリポタが終わり、ファンタジーブームも去ってますんでどうでしょう。
★ブライアン　サーシャ
これも、面白さの要因、ウリの部分がわかりません。メモル?わかったのはファンタジーなだけ。ファンタジーブームは･･･。
★パーツマン
ビジュアル的にはかなり面白そうです。アニメになるなら期待大です。ただ、おき楽アクションと言ってしまってるので駄作の予感がします。ヒット作ほど、まじめな作品が多いですから。アニメを真剣に見てるのにふざけるとは何事だって感じですね。オタクはいい作品を評価してくれますが、オタク以外はいい作品しか見ないというのが前提になります。だから、ふざけた内容だと、ふざけるなと思ってしまうんだと思います。お気楽が前提になると死への変化が弱くなるからかもしれません。
★学校風紀番　夜守り
これもぜんぜん見えない作品ですが、印象だと売れないし、話題にもならない作品って感じ。今の現実の学校の姿とかけ離れてないでしょうか。いや、学生じゃないので詳しくは知りませんが･･･。僕らの前の世代は学校が荒れていたので、そのような内容の作品は受けました。僕らの世代は、その人達が好んだ残りかすのようなものがあり、それをパロディにして喜べました。今の子供達はどうなんでしょう？それを考えて企画したのならいいのですが、もしそうでなければ作者の感性がおっさんで時代にあっていない上、それに気づいていないという事になります。
★特捜戦隊　アーバイト
戦隊物は現在のアニメファンとのフックにはなれないと断言できます。一時期、ご当地戦隊物が話題になったのですが、ご存知ありませんか?素人が立てた企画ですよ。ぶっちゃけ素人レベルのさらにそれ以下の企画でしかないと思います。戦隊物のパロディがやれたのは愛國戦隊大日本まで。これも上のと同じで感性に問題。
★天使のオブジェクト
表現への志は高く非常に良いのですが、実際に表現されている内容が独善過ぎレベルが低いと思います。
まず、テーマが物を大事にするなら、素直に対立軸である物を大事にしないキャラを悪として出しましょう。
主人公の思想が｢物を大切に｣で敵もまた同じでは、この作品内で表現されている思想があまりにも一方的になります。宮崎駿だって、こんな馬鹿なことはしていません。
対立軸で物語を表現するのは、ありきたりで単純に思えます。しかし、表現自体は簡単な物ではないです。悪を描くには悪の思想および行動を描写しなければなりません。それは時として、自分自身の中にある認めたくない悪と向き合う事になりますし、他人のうざい思想にも多く触れ合うことが重要になります。
そうやって自分自身が悪と思う物に対して、多くの理解を持った人でなければ、その人の正義は誰も聞きません。人の意見をまったく聞かない人はどんなに正しいことを言ってもその場で無視されます。これは断言できます。なぜなら、たいして正しいことが言える人ではないからです。
企画を立てた人は自分の思想に疑問をもってください。人の意見もろくに聞かず、たいした正解も出せないくせに独りよがりな答えだけ押し付けるこの作品は間違いなく悪です。もし悪を表現できないなら、この表現をしようと思ったいきさつ、そのものを表現してもいいかもしれません。
★お部屋でクシュン＆ヘクチ
変な友達系の作品は好き。面白そうだけど、もうワンアイディア欲しい。オバQはお化けと友達になり、ハクション大魔王は魔法使いと友達になる。で、この作品だと友達になるのがただ変な奴でしかないので、盛り上がりに欠けてしまう。
正体が謎なことが売りなのでしかたがないのだけど、もう少し謎説きのヒントを視聴者にください。たとえば、何故かシィノとくっついていたがるとか、シィノの家に住みついて怪しい行動をするとか、クシュンとヘクチを食べようとする奴がいるとか、まあ何でもいいんですが。
あと主人公は日本名にしたほうがリアリティがあっていい気がします。リアリティの上に不思議を重ねたほうが好みなので。藤子不二雄的に言うとすこし不思議ぐらいがいいです。
★マカイビョウイン
アイディアは斬新だし、一番面白そうに見える。しかし敵も味方も妖怪変化、ボケっぱなしでツッコミなしって感じ。主人公が荒っぽい治療をするのなら、当然、普通の治療の描写も欲しいのだけど、その普通さをどこにもとめればいいのかわからない。遅いかもしれないが、敵は人間の病院にしたほうがいいのでは。キャラデは良。原田たけひとさんみたい。ディスガイアをやって欲しくもある。

いろいろ書きましたが、ぶっちゃけどの企画でも脚本と演出と作画次第で面白くなるでしょう。ただ今の段階では面白さが見えなかっただけだと思います。
もちろんアニメに関してまったく知らない素人の意見です。プロの人が見るとまったく違うのかもしれません。まあ金をだす人はたいていみんな素人ですが。

政治の話は趣味ではない。

僕は個人の人格と政治に対する考えは別物だと考えています。なので、人と政治の話をするのは通常は好みません。なので通常は話すことはないのですが、ちょっと気になったことがあった。
まず、選挙に行って来た。正直行って良かったと思う。結果は別にして。
小樽市は財政破綻寸前といわれている上、私立病院の老朽化という深刻な事態が生じており、かなり注目度の高い選挙だった。投票率は67.74％、高いか低いかは判断しない。
んで、投票するときに思ったんだけどさ、僕って、候補者の事、全然知らないのよ。いや、もちろん事前に調べたよ、ネットでだけど、マニフェストも読みましたよ、一応。でもさ、HPを立ち上げてたのは3人の候補者のうち2人だけだったのよ。あと他に詳しいページも見つけられなかったししょうがないじゃん
てかさ、皆何を基準に選んでるのかね。新聞にもたいした記事載ってないんだよね。TVでもSTVかなんかでちょっと見た程度だったし。今日、NHKは選挙開票速報をやってたな。いつも思うが、選挙の開票速報って一般人には無駄だよなあ。選挙結果知るのなんて、明日の朝のニュースでいいし、早く知りたきゃ夜のニュース見りゃいいじゃんさ。ほんの数時間早く速報で選挙結果なんて知って楽しいのかね。それよりも投票前にでかい特番組むのが正しいと思うのよ。娯楽番組なんて全部ぶっ潰してさ、選挙３日前は娯楽番組なんか流せないとかね。
まあぐだぐだ書いたのだが、いいたい事は一つなんだ。
選挙カーと選挙電話うぜえぇぇぇぇ！！！！って事。終わったから言うけどさ。
お前らいったい何がしたいの?本当に人に伝えたい何かがあるのなら、伝えるための努力をしたらどうなんだ。ただ大声で名前を叫んで、頑張りますって言やあ、努力してるって事?どうせバイトとかやとってんでしょ？まったくさ。
難しいことはわかんねえけど、国民には知る権利があるんじゃねえの?これほどメディアが発達してるのに、情報が得られない候補者がいたりするのは俺のせいなのか?
今日び、メディアにまったく接触しないで生きている人間は少ないと思う。普通に生活してても、自然にいろいろな情報が入ってくる物だ。でも今回の選挙の情報で、俺がいつもと同じ生活の中で手に入れた情報は、候補者の名前を叫ぶ怒声だけだったぞ。どこぞの国の発砲事件の情報だけは異常に詳しく取得できたけどさ。ぶっちゃけよその国の銃乱射なんて知ったことかって感じ。俺らにはかんけーないじゃん。銃社会の問題点とか偉そうに語ってる人がいたけど、それを判断する権利は結局アメリカ人にあるんであって、日本人に語ってどうする。アメリカの問題点をけなして優越感に浸ろうとしてるようにしか見えないなあ。日本の発砲事件はもちろん別だけどね。
国民に投票の手間だけでなく、情報の面でも面倒をかける選挙って何かおかしいよね。