トライガン最終回の感想。暫定版。だらだらといろいろ書いたのだけど、まとまらないのでとりあえず最終回に関するところだけUP。残りは単行本が出てから・・・。

最終回なんだけど、感想を言えば感動した。というより泣いてしまった。泣いたのはラストの方、ヴァッシュがメリルとミリィと再開をするシーン。
最初の頃のミリメリとヴァッシュは、追いかけては、逃げられ、また追いかけるというような追いかけっこをしているような関係でした。しかし、ナイブズとの死闘が激化するとともに彼女達はヴァッシュに追いつけなくなっていきました。
彼女達は非力でした。
ナイブズのように絶望しつづけることも、ヴァッシュのように理想を持ちつづけることもできない非力な彼女達。過酷な現実は彼女達に無力で惨めな自分の姿を突きつけます、「君なんていてもいなくても同じだよ」と。
それでも彼女達は諦めませんでした。それでもなお彼女達はヴァッシュを追いつづけたのです。そんな彼女達だからこそ、最後のあの場所で、ヴァッシュに出会えたのでしょう。
ナイブズによる危機的な脅威は無くなったものの大地はまだまだ平和とはいえない世界。人類の闘争はやむことはなく。ヴァッシュはこれからも多くの傷を体に刻みそれと同じだけの絶望を心に刻んでいく事になるのでしょう。
でも、それはきっとドタバタでゴチャゴチャでイザコザの素晴らしい世界。